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三日月姫[花屋スタック・1]

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軽トラ話が流れ、FRにこだわる私はとあるコネを使い、テリオスをお借りしました。条件はタイヤを汚すな、との事で、私は草上スタック及び薄砂利スリップを発案。
ところが、テリオスの優秀振りを目の当たりにし、私と三日月姫は唖然となりました。テリオスって、アクセル全開にしてもタイヤが滑らないんです。これは雪道に強いんじゃないか!?と、妙に感心いたしました。
しかし、私は三日月姫のスタックを撮りにきたのです。しかしコケの上でも葉っぱの上でも滑らない。このテリオス、エンジンがヘタヘタなのかも知れません。あるいは・・・・そう、私は背筋を凍らせました。これ・・フルタイム四駆じゃないだろうな!滑らないにも程がある!テリオスについて、もっと調べておくべきだったー!!
私の顔に不安を読み取った三日月は、なんとしても滑りたいねぇ、と私を勇気付けてくれました。そして失敗する度に「滑らんねぇー」と、どっかで聞いたような台詞を最中吐いておりました。
「私にまかせろ!君は滑る!滑り倒す!!」
私は、彼女を滑らすまで煙草を吸わないと心に決め、一服しました。

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「おい、坂道だぜ、あそこにバックで入るんだーっ!」
「え、後ろにブルドーザーいるよ」
「あれはパワーショベルだ!行くのだ姫!」
そして、待ち望んだ瞬間がやってきました。ずごぉぉー!
「やったぞ姫!こいつは四駆じゃねぇ、肉だぁーっ!」
「滑った?私、滑った?」
「滑ったよバッカヤロウ!!」
私たちは、もう少しで抱き合うところでした。

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「ところで、今日はどんなブーツを履いているのかな?」
「・・こんなブーツだねぇ」
「ちょっと、踏んでるところを撮らなくちゃいけないんだが、僕自身は興味がない。アップで撮ってもよろしくって?」
「いいよ」
「ガンガン空吹かししてくれなきゃ、困るんだよねぇ。僕はどうでもいいんだけどさ」
「いいよ」

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「すまん三日月・・」
「なに?」
「僕は、君がどんな靴下を履いてるか、監督として掌握していたいんだよ。僕自身に興味はないんだけど・・」
「いいよ。でもシマシマじゃなくてごめんね」
「なんでシマシマじゃないんだ、僕はどちらでも構わないんだけどさ。これもまた興味ないんだけど、アクセルによって汚れてゆく君の足を追跡していきたいんだけど、これはさすがに・・」
「エロっ」
「靴下がエロい。困ったな、世の中にはそんな概念が?」

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「今から右足だけ靴下で運転しようかな。履きたきゃ履いてていいんだけど、ブーツは危険じゃん?」
「そぉ?」
「靴下の裏を汚して欲しい、というか、危険はいかんじゃん?」
そして私の領域、ソックスポンピングスリップが幕を開けた。そう、この後私はスタックする度に三日月のソックスの裏を撮影したのであった。

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小雨が降ってきて、カメラが壊れる危険を察知した私は、もう、彼女に道を走らせる暇はありませんでした。
「路肩の盛り上がりに、バックで突っ込めっ!」
「ここ道じゃないよ?」
「・・見れば分かる。私は雨が降る前に、白煙スタックを撮らねば、帰ろうに帰れんのだ。」
「でもコレ、人の車だよね」
「それは私が心配する。君はただアクセルを踏めばよろしい。その薄汚れた靴下でペダルを踏みまくれ!君の乗っているのは車じゃないっ!車だっ!」
ついに三日月は、本日最初のスタックを決めたのでした。そりゃスタックするわな・・道ではないのだから。

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「草原だ!バックで突っ込め!」
「クサいっ!これエンジンの臭い!?」
「ゴムである。君は新聞社の人間だろう!なぜ分からんっ!私は卑しい人間だが、それだけは分かるぜっ!」

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かくして三日月姫を主演にお迎えした私の処女作「花屋スタック(仮)」の撮影は終了したのであります。
動画の発売は10月下旬を予定しております。この不本意ながら始まったテリオススタックも、意外となかなかドキドキしました。
三日月姫は次回も出るそうです。なんて良い女優だ。靴下をもらってプレゼントにしたいと提案すれば、くれたかもしれません。ちょっとそれはずうずうしいので、今回は控えました。

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Anyway、花屋がスタックするという物語も一応撮りましたが、天候が悪いので焦ってしまい、車の窓に私が映り込むわ、三脚が映り込むわ、いかに私が物語展開に消極的であったかがうかがえます。撮りたくないものは撮っても良い物は出来ない。今回はスタックに集中し、撮影の勘も少し取り戻せました。
次回作は、ちゃんと絵コンテを書いて挑みます。
有難うございました。


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